NASA 火星探査車 オポチュニティー 10年目 水 痕跡 発見 [環境・サイエンス・IT]

2013年6月7日、老朽化が進むアメリカ航空宇宙局 NASA の火星無人探査車オポチュニティーが、
火星への打ち上げ後10年近くを経過して成し遂げた水に関する新発見に科学者たちが喝采を送った。

太陽電池式の無人探査車オポチュニティーは、「エスペランス6」として知られる、
おそらくこれまで解析した中で最も年代が古いと思われる岩の分析を完了した。

この岩には、生命を支える可能性を持った水がかつて大量に流れた証拠となる粘土鉱物が含まれていた。
この調査が、火星の水についてのこれまでの大半の発見とは極めて異なる化学的性質を示しているためだ。

2003年に打ち上げられたオポチュニティーと、同型のスピリットの2機は、2004年1月に火星に着陸。
当初の探査予定期間を3か月に設定されていた2機は、古代の火星に湿潤な環境が存在した証拠を発見した。

オポチュニティーは現在、1日50メートルという速度で移動し、目的地は1.5キロ先の地域だ。
ここには調査対象となる地層が、エスペランスが発見された地域より多く存在し、8月1日までに到着する見込み。

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